(写真/Caipirinha clássica Por Souza (Esquina do Souza)/Divulgação)
新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、多くの都市で商業活動や外出が制限が行われているブラジルで、広く家庭内でカイピリーニャなどカシャッサを使ったカクテルを楽しんでもらおうと、サンパウロの人気バーテンダーたちが、各店の人気カクテルのレシピを公開した。現地メディア「フォーリャ・ジ・サンパウロ」が伝えている。
カイピリーニャは、ブラジルの国民酒カシャッサ(サトウキビから造られる蒸留酒)をベースにした、ブラジルを代表するカクテル。カシャッサ、ライム、砂糖、氷だけで作られるのがクラシック・スタイルで、このレシピは法律でも定められている。
ただし市場では定番のクラシック・スタイルだけでなく、ライムの代わりにさまざまなフルーツを使ったヴァリエーション豊かなカイピリーニャが人気を博している。
レシピを公開したのはヴェローゾ、エスキーナ・ジ・ソウザなどサンパウロの人気店のチーフバーテンダーたちだ。
●Caipirinha clássica(クラシック・カイピリーニャ)
スタンダードなカイピリーニャを紹介するのは、名店「ヴェローゾ」の看板バーテンダーだったデウスデッチ・ジ・ソウザさん。2年前に独立して、現在は自身がオーナー兼バーテンダーを務める「エスキーナ・ジ・ソウザ」で腕を振るっている。
<材料>
氷8キューブ
カシャッサ 60ml
薄切りにしたタヒチライム 1/2
精製砂糖 スプーン2杯
<作り方>
長めのグラスにライムと砂糖を入れる。マセラドール(ライムを潰すカイピリーニャ専用の棒)でライムを潰し、氷とカシャッサを入れる。あとは混ぜるだけ。
(記事提供/MEGA BRASIL)