ポルトガル語でCachaça。日本でのカナ表記は「カシャッサ」、「カシャーサ」など。
発酵させたサトウキビ(カーナ・ヂ・アスーカル)の絞り汁を蒸留して作られるブラジル原産の蒸留酒(スピリッツ)。

砂糖とライム入れて作る国民的カクテル「カイピリーニャ」のベースとしても知られている。

酒類上「アグアルデンチ・ジ・カーナ(・ジ・アスーカル)」に分類される。

「ピンガ」という愛称でも親しまれている。
植物性の材料を醗酵させてつくる蒸留酒などを指す「アグアルデンチ」の名で呼ばれることもあるが、「アグアルデンチ」と「カシャッサ」とイコールではない。

「アグアルデンチ」は法律上では原材料名を付随して呼ばれる(アグアルデンチ・ヂ・カーナ、アグアルデンチ・ヂ・セレアウ、アグアルデンチ・ヂ・ヴェジェタウなど)。
このうちアグアルデンチ・ヂ・カーナはサトウキビから作った蒸留酒であるが、「カシャッサ」は気温20度の状態でアルコール度数が38%~48%と定められているのに対し、「アグアルデンチ・ジ・カーナ」は気温20度の状態でアルコール度数が38%~54%までと定められている(※1)。

また、「カシャッサ」の場合、砂糖を加えてよい量は1リットルにつき6gまで。
1リットルにつき6g以上30g未満の砂糖を加えたものは「カシャッサ・アドサーダ」と呼ばれる(※1)。

工業製品の「カシャッサ」に対し、独立した酒造家が手作りまたはそれに準じた製造工程で作るものは「クラフト・カシャッサ(現地ではカシャッサ・アルテザナウと呼ばれる)」と呼ばれる。
プレミアム・カシャッサは一般的に「クラフト・カシャッサ」であることが多い。

※1「DECRETO Nº 6.871, DE 4 DE JUNHO DE 2009」